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【自然】 【技術】 【調和】 【次世代へ】

人と自然の調和のもとで、ビジネスを思考する。

パネルサプライの「人と自然の調和」という企業マインドは、製品の研究開発においても反映されつつあります。今や地球規模で自然環境の見直しが迫られていますが、私たちのビジネスが森林資源の利用なくしては語ることができないだけに、自然環境問題についてもっとシビアな眼を持たなければなりません。

再生可能なもの、転用の効くものなど資材のムダが発生しない製品の開発に研究を重ね、開発まであと一歩という段階に漕ぎつけています。施工する側の安全性、簡易性を充分に考慮した、精度のよさを誇るパネルの誕生は間近です。

人と自然の調和を基本的思考としたビジネスをさらに推し進めるなかで、意を同じくする企業との提携による、欧米向けパネルの開発にも乗り出し、近い将来、海外進出への力強い第一歩を踏み出すための布石が打たれています。



森林資源は、今
失われつつある世界の森林の中で、私たちの仕事に一番関わりが深いのは、東南アジアの熱帯雨林地域です。かつて木材輸出上位国にその名を連ねた東南アジア諸国の森林が、特にここ数年間の過剰伐採によって枯渇していく様子は、木材輸出高の割合の推移からもうかがい知ることができます。1960年代にはフィリピンがその割合のトップを占め、'70年代にはインドネシアが、そして'80年代にはマレーシアがその座にありました。なかでもアレーシア東部のサバ州、サラワク州の伐採量は世界の熱帯産の供給量の大部分を占めていますが、その持続可能収量の2倍以上にも及ぶ過剰伐採が行われているため、両州の森林は急速に劣化し、今もなお消失しつつあります。'89年には、31億ドルという木材輸出高を誇ったマレーシアも後10年経つと、木材の純輸入国になる可能性があるといわれています。

東南アジアばかりか世界的に森林資源の問題が深刻化する中で、木材の需要を減らすための方法の1つとして紙の再利用が挙げられます。再利用に可能な紙の回収率は65%であると考えられていますが、すでに日本の紙のリサイクル率は50%までに高まり、先進諸国平均の約2倍にもなる高い水準にあります。また合板工場の製造効率のうえでも、東南アジアで50%、世界平均55%にもかかわらず、日本では70%という高い水準に達しています。これらの数字は、わが国の機械技術の優秀性のみならず、そこに携わる関係者の自然環境に対する意識の高さの証明に他なりません。さらに木材需要そのものにも厳しい眼を向け、ムダの排除に務めるなど、自然との共存を今一度、考え直す時期に来ています。