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(隔月刊「CONFORT」(コンフォルト)記事掲載2002.4 No.53(p.41)掲載記事)
変わる型枠
プレキャスト製品が多用され、現場施工でもスチール制などの型枠が使われる海外に比べ、日本では安価で施工性がよく、使い慣れた
木材が型枠の素材として利用されてきた。しかし木材では、一度の利用で傷みや釘打ちの跡が残り、ほとんどが
再利用されずに産業廃棄物になってしまう。ようやく今、型枠の再利用や再生素材の活用が、型枠工事業者
やメーカーの手で始められたところといえるだろう。
その先駆的存在が、型枠メーカーのパネル工業だ。同社は10年以上前から、廃棄物処分不要の完全リサイクル
システムで、レンタルとリュースに耐えられるクオリティの高い型枠と流通システムの開発に取り組んできた。
昨年10月には、生産・再生から流通、回収、メンテナンスまでカバーする「レンタァール」の特許を取得し、
事業をスタート。フランチャイズ契約した各地の型枠製造工場を拠点に全国展開している。廃プラスチック素材
の「TECOフォーム」や合板制「アールフレックス」などを対応商品としている。
型枠の板と桟木には専用タッピングの留孔を開け、剥離しやすい特殊な表面処理を施しているため、ビスを
外せば何度でも再利用できる。ビスは板を貫通しないので、コンクリートには釘や型枠を外すときの跡など 残らず、仕上がりがとても美しい。 |
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