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レンタァールシステムに絡んだ循環型社会対応型環境型枠に関すること
  Q1 循環型社会に対応した型枠の材質とはどのようなものですか?
    それにはいくつかの要素があります。財団法人日本建築センターが2000年に認定を開始した「再生型枠」基準にそのヒントが隠されていると思います。
その基準とは
 1.再生原材料(ゴミなど)から作られた型枠
 2.使用後にメーカー(流通含む)が引き取り、マテリアルリサイクルされる型枠
 3.生産から廃棄まで全ての段階で環境負荷が低い型枠(LCA的配慮がなされている)
その他の細かい基準はまだありますが、重要なのは以上の3項目です。そこから考察すると「廃棄プラスチック」 (もちろんガラス繊維など含まれないもの)、「再生金属」、「古紙」、「廃棄木材から作られた木質ボード」などでしょうか。


  Q2 現在直面している型枠の環境問題とは何ですか?
    1.産業廃棄物問題
  循環型社会形成推進基本法(2000年6月制定)に則って
   No.1 型枠ゴミの発生抑制……………Reduce
   No.2 型枠の再利用……………………Reuse
   No.3 型枠ゴミの再生利用……………Material Rycycle
   No.4 型枠ゴミのエネルギー回収……Thermal Rycycle
   No.5 型枠ゴミの適正廃棄……………Proper Scrapping
2.焼却によるダイオキシン発生問題
3.地球温暖化防止のための(東南アジア)熱帯雨林破壊問題
さまざなな要因が絡んでいるため一言でいうのは難しいですが上記3問題が中心です。


  Q3 コンパネが建設工事に絡んだ環境問題の元凶のように言われていますが 木材は悪い材料なのですか?
    いいえ、そうではありません。 日本人にとって木材はもっとも慣れ親しんできた重要な物質です。体にも優しく私たち人類にとってかけがえのない材料です。 しかしコンパネ、すなわち型枠用合板は使い捨て商品だからダメだと言われているのです。 もし50回使用に耐え不法焼却も不法投棄もされないコンパネがあるならそれはかえって環境に優しい型枠だと言えるのではないでしょうか。 その証拠にある合板メーカーは30回〜50回使用できるコンパネを開発し販売を開始していますし、そのパンフレットの中で環境に優しい 型枠用合板と謳っています。

  Q4 型枠用合板は環境に悪い筈です。これまで環境配慮型型枠を提供し続けてきたパネル工業が なぜ今になって合板製型枠アールフレックスを新発売したのですか?
    理想から言えばTECOフレックスだけを発売するべきでしょう。しかし使用者である大工さんたちはこれまで長い間合板に慣れ親しんできました。 しかしTECOフレックスは木の性能に近づけたと言ってもプラスチック型枠です。 過去コンパネ代替品と言われる商品が全てといってよいほど市場で受け入れられなかったことを考えればお判りでしょう。 大工さんたちが待ち望んでいるのは合板製の環境配慮型新製品です。 そこで私たちパネル工業開発GPはあえて合板製アールフレックスをレンタァールシステムに提供することを決めました。 REDUCE・REUSE・RECYCLEは材料循環的すなわちタテ方向循環の考え方です。 それにヨコ方向循環である流通循環をプラスすることによって3次元的というか球的な円満な『環の国社会的環境』が完成するはずです。 現在、日本において先ずやるべきことは、販売した型枠の回収を各メーカーが責任を持って行なうという事です。 合板製アールフレックスはレンタル商品として回収はレンタァールシステム上にあります。 使い易さと低価格を環境問題解決のために無視してはいけないとも考えました。 困難なことだとは解っていますがパネル工業が新しい時代の扉を開けるのだというパイオニアマインドを こころに抱き挑戦を始めたのです。 詳しくはパネル工業の“Bコンセプト”パンフレットをお読みください。

 
レンタァールシステムと商品の開発理念
私たちがアールフォーム(型枠用成型合板)を製造するとき、 常にこころに抱きつづけているのは“木の生命をいただきます”という思い。
それと同時に製造されたアールフォームを見て、僅か数回使われるだけで廃棄処分されるのは“もったいない” という思いです。この“いただきます”と“もったいない” という自然に対しての感謝のこころが 《レンタァールシステム》と『フレックス商品』の生みの親です。
 
あとがき
現在の段階でインターネット・FAX・お電話・ご面談の上など、皆様から《レンタァールシステム》 ならびに『フレックス商品』に関して多くのご質問をお受けいたしております。
その中の核心部分を掻い摘んでQ&Aという形でここに記載いたしました。 皆様のご理解の一助になればと願っております。
しかしここに記載していないQ&Aで多くの方からご質問いただいているのは 「そのようなビジネスが成り立つのか。」「合板製型枠のリース・レンタルなど本当に出来るのか。」 「あまりに型枠大工事業者に都合が良過ぎる。本当に大丈夫ですか。」などです。

このようなご質問をお受けするのはたいへん有難いことだと感じています。
この質問の中にレンタァールシステムの本質があります。
何故なら今までの常識を無視し、使用者である大工さんのことを第一に考え、次に自然環境保護をも考慮し、 最後に社会環境問題解決に向けた循環型社会対応流通システムを構築したい。 と考えて過去の常識を覆したところから生まれたのがレンタァールシステムだからです。
いままで不可能であったことに挑戦しているのですから皆様がこのような印象を持たれるのはごく当然だと感じます。 建設大不況の現在、社会・経済もデフレ傾向にあります。
コンパネ(型枠成型合板含む)は、もともと「強度があり、作業性がよく、何より安い。夢のような製品で何物をも 寄せ付けない20世紀の怪物」であり、今ますます低価格という武器で無敵化しているということは十分理解しています。 その20世紀の怪物と21世紀の理想像を重ね合わせ、経済性に優れたフレックス商品をコンパネ以上に魅力あふれる商品 に磨き上げレンタァールシステムに提供しする。
つまり、「経済性に優れた(低コスト)商品を使っていただくことが、そのまま環境配慮型商品を使っていただく事になら なければならない。」と考えました。
その中で環境問題を解決することが出来れば皆様に『フレックス商品』を喜んで使用していただけるはずです。 これは建設流通業界における私たちの挑戦なのです。

『これからはものをつくり売るのではなく、その性能を継続的に提供する時代である。 サービス業に転換することこそが私たちの使命である。』2001年1月に新たなコンセプトとして発表した通りです
。 きっとレンタァールシステムは21世紀型ビジネスのスタンダードモデルとなる流通システムだと確信いたします。
《レンタァールシステム》ならびに『フレックス商品』を採用していただき問題点などある場合はどしどしご指摘して頂くことを、 心よりお待ち申し上げております。
出来得る限りの改善を重ね、より良きシステム・商品に近づけてまいります。 地域によってレンタル料金体系など異なったシステムを採っていることを見ていただいてもお解りの通り、まだまだ試行錯誤の状況です。 これでレンタァールシステムが完成したのではなく、スタートを切ったばかりなのです。
皆様のご協力・ご愛顧でこのシステムを育んでいただきたいと願っております。
重ねて今後ともよろしくご支援、ご指導のほどお願い申し上げます。
(尚、TECO・HITECフレックスに関するものをアールフレックスと併記することによって 混乱を招く恐れがあると考え今回は省きました。)